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戦下のレシピ―太平洋戦争下の食を知る (岩波アクティブ新書)

戦下のレシピ―太平洋戦争下の食を知る (岩波アクティブ新書)

斎藤 美奈子

戦下のレシピ―太平洋戦争下の食を知る (岩波アクティブ新書)

定価: ¥ 798

販売価格: ¥ 798

人気ランキング: 53990位

おすすめ度:

発売日: 2002-08

発売元: 岩波書店

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



図版も豊富で良いです
当時の婦人誌の図版もイロイロ引用されてて、
見た目にも興味深いです。
(婦人誌が軍事色に染まっていくのもうかがえて…)
ものが無いなりに、料理に凝ろうとしてるのも楽しいというか、
主婦・母親ならそれくらいすべきだというイデオロギーの押し付けを
感じたりしてなかなか・・・。
雑誌からの分析なので、
「では実際はなにがどのように食べられていたか」
という部分は推量しかないのだけど、
国策などの甘さはかなりはっきり浮き彫りにされている。
米はなぜ足りなかったかとか、
戦時下に生活してた人でも実際には判ってなかった部分もあるかと。
戦争ものは暗くて読みにくい、
なんて思っている人に読んでほしいです。
笑って読めます。

レシピっていうより歴史の本
戦争中何を食べていたのかを、当時の婦人雑誌などから再現してみようという本。
時代の流れはきっちり押さえてあるものの、肝心のレシピが脚注でしか示されていない上、料理本のくせに写真が殆どない。
なんとも寸足らずで物足りない印象を受ける。
たとえばここで紹介されている中でも一番酷いと思われる「興亜パン」という料理。
これは「ぶたの餌」レベルという評価を受けており、パンなのに魚粉が入ってたりするスゴイ代物だ。
当然、読者の興味はその味に集まるわけだが、どういうわけだか口にすることも無く素通りしてしまう。
読者の気持ちを完全に置き去りにした上に、写真すらないという始末だ。
このサービスに対する鈍感さはちょっと不気味。
とはいえ、ここに描かれる食料政策の無策ぶり(米の代わりにサツマイモを食えてラッキー!)は、まるで現在の北朝鮮の姿を見るかのよう。
かの国の今を知るためにも一読を勧めるしだい。

食からの反戦
太平洋戦争下の食生活が、戦前・戦中・戦後ずっと発行され続けた婦人
雑誌の料理記事を元に書かれていて、興味深く読みました。
はじめの「戦前のレシピ」にある昭和初期のモダンな料理と、終戦直前
直後の、とても料理とは呼べないものとの落差のすごさ。
戦争の戦闘以外の部分を、気負わず淡々と、でもくっきり見せてくれて
ます。

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